耐震診断

耐震診断は、建物の構造からの許容応力計算から解析する方法から、限界耐力を計算する方法が、専門的に知られています。主に、私たちは木造住宅の耐震診断を行っています。
 木造住宅にも軸組工法・ツーバイフォー(2×4)工法が代表敵ですが、他にも枠組みと似たパネル工法があります。
 最近ではテクノ工法と言った特殊な組み込みの金物を使用した木造住宅がありますが、平成13年以前の木造住宅は軸組工法・ツーバイフォー(2×4)工法が殆どです。そこを重点に診断をしています。
 解析方法は、一般診断法と精密診断法の2種類を診断住宅の調査後のデータや住宅の頻度によって選んでいます。詳細に言いますと4分割法と編心率法と言う計算方法で行っています。
 調査は、小屋裏・床下の状況を図面と写真によって確認できるように調べます。
 増改築や改造で新築時の図面と間取りも違う場合も多くありますので、平面図を新規作成して、使用素材の品名等を書き込んでいきます。その後、現状解析の報告書を作成し、その後、補強計画設計をあらゆる面から検討し作成します。
そして、完成してお客様へ報告となります。
 本当は、耐震診断は現状の耐震性についての報告までですが、どうしても報告の際にお客様から何処を補強するのかとか改修工事の見積を聞かれる方が殆どです。
私どもは、その要望を含み補強計画まで作成しています。







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